令和2年度「専修学校による地域産業中核的人材養成事業」 地域課題解決実践カリキュラムの開発・実証 成果報告
・取組(1) 教育プログラム開発
①教材追加開発
前年度に開発した「日本文化・社会教育」「キャリア教育」「日本型コンピテンシー教育」の教材への追加開発を行った。
「日本文化・社会教育」では、前年度に開発した日本全体に関する教材「日本の基礎知識」の改訂および洗練化の作業である。
「キャリア教育」では、既存のキャリアに関する教材をもとに留学生用にアレンジした教材の開発を行った。
「日本型コンピテンシー教育」では前年度開発したPBL 教材の評価・検討および必要に応じて改訂作業を実施した。
②eラーニング教材本格開発
前年度に部分的に開発した「日本文化・社会教育」の沖縄に関する教材および「キャリア教育」のIT 人材に関する教材の講義映像型のe ラーニングを追加開発した。
さらに、前年度に開発した「日本文化・社会教育」の日本全体に関する教材と今年度開発した「キャリア教育」の自動車整備士に関する教材の講義映像型のe ラーニングとして開発も行った。
③指導要領開発
前年度および今年度の取組(2)で実施する実証講座や講義映像の開発経験等も参考にし、 指導者向けの資料として、本プログラムの指導要領の開発を行った。
そこでは、本プログラムの目的・概要・運用方法・教材概要・各科目の指導方法等のほか、 各分野の専修学校専門課程に本プログラムをアタッチする形での実施モデルを作成した。
・取組(2) 実証講座
前年度から今年度前半までに開発した教材の検証を目的とする実証講座を2 校にて実施した。 講座の対象者は、沖縄県の専門学校IT カレッジ沖縄に在籍している外国人留学生と、熊本県の九州工科自動車専門学校に在籍している留学生。人数については各校13 名であった。
・取組(3) 会議開催
本事業を推進するにあたり、沖縄県内にて計3 回の実施委員会および分科会を開催した。
成果報告書ダウロードURL
(http://www.relation.ne.jp/webbasehp/okisenken2020/okisenken2020.pdf)