2019年度「専修学校による地域産業中核的人材養成事業」 地域課題解決実践カリキュラムの開発・実証 成果報告

・取組(1) 教材プロトタイプ追加開発


 まず、 「日本文化・社会教育教材」 で は、沖縄の文化や歴史などを 学習 する「沖縄のくらし」の追加開発を行った。次に、 「キャリア教育教材」では、昨年度は原稿 のみまで の開発となっていた「 IT人材の キャリア」について追加開発を実施した。そして、「日本型コンピテンシー教育教材」においては、留学生が日本で就職 活動を行う際に活用する PBL教材の修正作 業および、就職活動がイメージしやすい動画の作成を実施した。

・取組(2) 実証講 


専門学校ITカレッジ沖縄に在籍する外国人留学生を対象にして、今年度の実証講座は 2020年 1月 31日~ 2月7日にかけて沖縄県の専門学校 ITカレ ッジ沖縄にて実施した。実施方法としては、集合学習を 1月 31日と 2月 7日 の 合計 2回、その間の 1週間の期間で個 人学習 を eラーニング学習 形式で 実施した。


・取組(3) 教育プログラム開発


①教材本格開発
「日本文化・社会教育教材」では、昨年度開発した沖縄の生活や文化に関する学習教材「沖縄のくらし」と同様の形式で、日本全体版 である「日本の基礎知識」を作成した。 「日本の基礎知識 」は、以下の4つの大項目から構成される。
②キャリア 教育教材
「キャリア教育教材」では、自動車整備士分野に関する 教材を開発した。本教材の目的は、留学生が日本で自動車整備士を目指す際に必要となる知識を学習し、自動車整備士としてのキャリアについて理解することである。
③ 日本型コンピテンシー教育教材
「日本型コンピテンシー教育教材」 においては、留学生がより沖縄に関心を持ち、自ら沖縄県が抱える問題・課題に挑戦していくきっかけとなる教材の開発を目的とした。


成果報告書ダウロードURL

http://www.relation.ne.jp/webbasehp/okisenken2019/pdf/okisenken2019.pdf